ヴァイキングを率いて新世界の頂点を目指そう。「ヴァイキングライズ」は自動建築システムや美麗なグラフィックスなど見どころ満載!
本作は,ヴァイキングを率いるリーダーとなって,未知の世界「ミッドガルド」で探検や略奪や戦闘をくり返しながら新世界のトップを目指す,戦略シミュレーション作品だ。
グラフィックスは3Dデータをレンダリングして2D表示する方式を採用しており,立体的でリアルなビジュアルはズームで見ても細部までしっかり描写されている。
海外にて実施されたβテストは,翌日のプレイ継続率が半数以上にもなったという。さらに,事前登録ではカナダ,シンガポール,オーストラリア,イギリスなど,複数の英語圏でGoogle Playのおすすめに掲載された,世界的にも注目を集めるタイトルなのだ。本稿では,そんな「ヴァイキングライズ」の見どころを紹介していく。ゲーム内アイテムがもらえるコードも掲載しているので,そちらもぜひチェックしてほしい。
オート機能搭載で気軽に遊べるシミュレーション作品
「ヴァイキングライズ」は,自分の領地を運営して戦力を増やし,マップ上でほかのプレイヤーと協力,対戦をする戦略シミュレーションだ。ベースとなる仕組みはRTSなどで定番のもので,最初は領地内で資源や兵士を集めるところからスタートする。
領地運営については,時間経過や採集などで得た資源を使い,各施設のレベルを上げたり,兵士を増やしたりするのが基本的な内容だ。最終的に勃発するプレイヤー同士の戦争に備えて,兵力を増やし領地の防衛設備を固めていくことになる。
建物のレベルを上げる際は,完了まで数十分から数時間,長いものだと一日以上かかるため,焦らず毎日じっくりプレイして,段階的に強くなっていくのが本作の楽しみ方というわけだ。
ここで,本作ならではの特徴的な要素をいくつか紹介しよう。例えば,スマホ向けシミュレーション作品の領地運営は,基本的に狭い箱庭で進行することが多い。しかし,本作には広々とした土地が用意されている。
自分の村の周りだけでなく,橋を渡れば新たな村や土地が見つかる。さらに進むと,財宝を守るモンスターとの戦いや,敵軍に占領された村の奪還など,多彩なイベントも発生する。シングルプレイのパートながら作業感が少なく,ストーリーを交えてしっかり遊べる作りになっているのはうれしい。
また,領地運営はカスタマイズ要素も豊富で,建築作業や施設の運営は,それぞれ能力が違う農民を割り当てるシステムになっている。より早く効果を出したい施設に優秀な農民を配属させるなど,プレイヤーの工夫次第でプレイの進行も変わっていくだろう。
このほか,非常に便利な機能だと感じたのが,オートで施設の強化などを進めてくれる議事広場という施設だ。領地がある程度発展すると使えるようになる機能で,どうしても時間がかかってしまう建物のレベル上げを快適にしてくれる。
自分で操作せず,資源さえ溜まっていれば強化を進めてくれるため,アシスト機能としては非常に助かる施設だ。放置しても時間や資源がムダになりづらいので,議事広場はしっかり利用しておきたい。
戦闘で使用するキャラクターのスキルをカスタマイズできるのも,ヴァイキングライズの大きな特徴だろう。
本作では,召喚(ガチャ)に英雄召喚,スキル召喚の2種類が用意されている。英雄召喚では,強い能力を持った英雄を入手でき,スキル召喚では,キャラに装備させるための能力が手に入る。同じキャラでもスキル次第で立ち回りが変わるため,攻城に特化した部隊や,守りに特化した部隊など,さまざまな場面に応じた編成が可能なのだ。
登場する英雄はいずれもヴァイキングや北欧神話をイメージさせる外見で描写され,世界観がしっかり作り込まれている印象を受けた。かなり個性的な武装のキャラクターも登場するので,お気に入りを見つけて,レアスキルを装備し戦場で活躍させよう。
領地内で戦力を拡充させたら,いよいよマルチプレイに挑戦するタイミングだ。領地の外,ワールドマップには,自分だけでなく,ほかのプレイヤーやNPCがいて,資源を集められるポイントも配置されている。ここでさらに資源を集め,戦力を増やしていくのが基本だが,もちろんいきなりほかのプレイヤーを襲撃して,資源を奪い取ることも可能だ。
ワールドマップに進出してからの大きな目標となるのは,「編年史」というサーバーの進行度に応じて開放されていく,マップ上のポイントだ。これはクラン単位で参加する内容になっており,激戦区になると複数のクランが入り混じって大戦争になることもあるようだ。
全部で9フェーズあり,最初の段階はマップ各地にある巨獣の巣穴をクランで奪い取るというもの。最終的にはマップ中央にある建物を占領したクランが,サーバー1位として栄光を掴み取れる。
聖域の奪い合いはシミュレーションゲームでは定番の要素だが,本作では水上にも聖域が配置されており,水上戦も楽しめる。ボートに乗って移動したり,海にしかいない敵と戦ったりと,一風変わったアクションを遊ぶことができた。
また,クランが占領できる要所のひとつに,海域を移動するときに経由する港がある。ここを占領していると,ほかのクランが通行するのを拒否したり,通行権発行の交渉をしたりといった駆け引きが生じる。このように,マルチプレイで楽しめる要素も多く,とてもワクワクさせられた。
本作はまだ正式リリースされたばかりで,フェーズが進むまでは少し時間がかかると思われる。本作を余すことなく遊びたいという人も間に合うので,大きめのクランに参加して活動することをオススメしたい。
優秀なガイドに従って効率的に領地を発展させていこう
最後に,これから「ヴァイキングライズ」を始める人向けに,まず覚えておきたいポイントを紹介しておこう。
本作では,基本的にはチャプタークエストに従って進めていけば問題ない。チャプタークエストは領地の発展,ワールドマップでの活動まですべて網羅されているので,目標が分からない時はガイドに従って進めていこう。また,チャプタークエスト以外にデイリークエストも用意されているので,そちらも毎日プレイするのをお忘れなく。
そうやってクエストを進めつつやるべきは,領地の拡大だ。村の外にいる敵を撃破すると活動範囲が広がっていくので,英雄のレベル上げ,兵士の訓練をして戦力が上がったら,周囲のモンスターや敵兵を倒しにいこう。
領地運営でもうひとつ意識したいのは,農民たちをフル稼働させること。領地内に落ちている資源の回収,建築などはいずれも限りある農民を動かして進めるため,何も作業していない人がいるともったいない。もし資源が足りなくて建築が進められないという場合は,優秀な農民を別の施設に割り当てて効率的に発展させていこう。
早い段階でクランに加入することも重要だ。クラン加入後しか参加できないコンテンツがあるのはもちろん,加入しておくだけでもさまざまな恩恵を得られる。いつでも脱退できるシステムなので,最初はお試しで自動承認のクランに加入してみるのもいいだろう。
クランで得られる恩恵は非常に多く,頻繁にもらえるギフトや,建築時間短縮の支援,さらにクラン領地から一定時間ごとに資源が回収できる。使える資源量に大きな差が出るので,プレイを開始したらすぐにでもクランに入ろう。
もし強豪クランに加入できて巣穴や聖域を占拠できれば,占領バフでさらに効率的なプレイも可能になる。なによりクランでの聖域争奪戦はやり応えを感じられる要素なので,一度は参加してみてほしい。
序盤を迷わず進めるための3つの目標
ゲーム開始後は基本的にガイドに沿って進めていけば迷うことはないが、ここではより効率的に進めるための3つの目標を紹介していこう。
また、アプリゲームではおなじみだが、本作でも行動を起こせるメニューには赤文字が表示される。やることがないときは、ひとつずつメニューをタップして赤文字を消すことを意識しておくと時間を上手く使える。
チャプタークエストをガイドに進めていく
まずプレイの大きな指針となるのは、チャプタークエストだ。ストラテジーに慣れていない人は、序盤はひたすらチャプタークエストを進めるだけでもオーケー。
チャプタークエストはガイドの役割を果たしており、クエストを達成すると自然に領地の発展が進んでいく。また、デイリークエストの項目もあるので、こちらも毎日達成を目指そう。
また、チャプターが進み領地が開拓されていくと、領地内に木材や石材を採集できるポイントも増える。定期的に領地を見回って、資源類は最初のうちから多く集めておこう。
優先的に強化するのは首領本部
チャプタークエストを進めている最中、建築・レベルアップできる枠が残っているなら各施設を強化していこう。
施設のレベルアップは後半になるほど必要な時間が増えるため、早い段階で進めておくと後々楽をできる。とくに優先したいのが首領本部で、これを強化しないことにはほかの施設のレベル上限もアップしない。
首領本部さえレベルを上げておけば新しい施設もつぎつぎと解放されていくので、領民の手が空いている際は建物のレベル上げを優先しよう。
ある程度進めると野外会議も開けるようになり、多少領地の発展が楽になる。
野外会議は、4キャラが提案する目標をオートで進行してくれるというもの。この目標の中に建物のレベルアップが入っていれば、自分で操作せずとも資源さえあれば強化を進めてくれるのだ。
この機能が非常に便利なので、まずは野外会議を使えるようになるまで首領本部のレベルを上げていこう。
そのほか強化で優先したいのは、鷹の巣だ。
鷹はワールドマップ上を自動探索して霧を晴らしてプレイヤーの活動範囲を広げてくれる。霧が晴れないと後々のマルチプレイで支障が出てくるので、こちらも早い段階で進めるのがオススメ。
鷹の巣を作って自動探索を設定しておけば、後はお任せでいいので早めに作っておこう。
建物のレベル上げとはべつに、学院での研究も並行してやっていこう。
研究項目は、資源集めの効率を上げる経済系と兵士の性能などをアップする軍事系のふたつに分類される。これはプレイスタイルに応じてどちらを強化するか選べるが、まずは軍事系を進めて兵力を上げておくと敵との戦闘が楽になるのでオススメだ。
兵士増産や英雄召喚は毎日消化
建物のレベル上げ、研究以外で毎日やるべき要素についても触れていこう。
まず、定期的にやっておきたいのが兵士の訓練(量産)だ。できれば学院の研究を進めて、ティアⅡの兵士を作れると効率的。
兵士は一定時間訓練して増やしていく形で戦力アップに時間がかかるため、序盤から毎日やっておきたい。
また、領地内では定期的に農民イベントが発生しており、達成することで資源やアイテムが入手できる。進行可能なイベントがあるとアイコンに赤文字が表示されるので、イベント類もひと通り達成しよう。
そのほか毎日忘れずにやっておきたい要素として、英雄召喚とスキル召喚も一定時間おきに無料で1回引ける。
無料召喚は施設“英霊祭壇”のレベルを上げることで、クールタイムを短くすることも可能。より多くガチャを引きたいなら、優先的にレベルを上げよう。
クランに参加してワールドマップで効率的にプレイしよう
建物のレベル上げをしていると必然的に資源不足に陥るが、そんなときはマップに出て外で資源集めをするのがオススメだ。
マップに出たら敵NPCや農場、伐採場など集めたい資源ごとに検索できるので、欲しい資源に応じて部隊を送り込む。戦力を外に出すとほかのプレイヤーに襲われるのが心配かもしれないが、その場合はシールドを使って防ぐのもアリだ。
ただ、序盤は攻撃されてもさして大きな痛手にはならないので、襲撃を恐れて防御を固めるよりは、とにかく外に出て資源集めをしたほうが効率的。
必要な資源がとくにない場合は、近くにいる敵(ニヴルング)を狩るのもオススメだ。ニヴルングは倒すと一通りの資源のほか、建築などの時間短縮アイテムなどを落とす。
部隊を使わず残しておくより敵を倒したほうがお得なので、資源に余裕があるなら敵を倒し続けよう。
そのほか、領地内にある中継地を見てワールドマップでの活動を決めるのもアリ。
中継地を調べると、マップ上で資源を求めているNPCや特別な敵などの情報をチェックできる。くり返しプレイして名声レベルを上げるとより豪華な報酬を受け取れるので、中継地のクエストは優先的に進めていきたい。
ある程度慣れてきたら、クランにも必ず参加しよう。
クランに加入するとほかのプレイヤーから襲撃されるリスクが減るほか、ギフトの入手、建築の時間短縮支援などさまざまな恩恵を得られる。クラン単位でないと戦えない敵や参加できないイベントもあるので、すべてのコンテンツをプレイしたいならクランへの加入は欠かせない。
クラン加入後は、シーズンの進行に応じて解放される聖域などの攻略に参加するのが目標になる。
聖域占拠は建築時間短縮などの恩恵を得られるほか、サーバーの中でも上位のクランであるという証明にもなるやり応えのあるコンテンツだ。マップ上に複数ある聖域を巡った大規模な戦いは、リアルタイムならではの駆け引きが発生するストラテジーの醍醐味を味わえるので、争奪戦への挑戦を目指して戦力拡充を進めていこう。
最後に,ガチャで使えるゲーム内通貨や,時間短縮アイテムなど,さまざまなアイテムがもらえるお得なコードを紹介する。設定メニューの“パック引換”から入力することでメールが届くので,ぜひ活用してほしい。
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